ネーミングライツ採用企業一覧(サッカーJ1ホームスタジアム)

これまで殆ど書かなかったスポーツネタをこっちに持ってきたのは、4年半もやってきてこれが初めて。ネーミングライツで企業名はよく聞くのに何してるのかよく分からない…と個人的に思ったので、どういう業種のところが契約しているのか調べてみた。思えばかなり増えたもの。

ユアテックスタジアム仙台(仙台)
株式会社ユアテック

東北電力系の電気工事会社。東電でいう関電工、関電でいうきんでんのようなポジション。既に4年以上ネーミング契約を継続しており、今や社名で検索してもスタジアムのことばかり。

NDソフトスタジアム山形(山形)
エヌ・デーソフトウェア株式会社

地元山形のソフトウェア開発メーカー。ソフトといってもゲームではなく、介護・福祉系のソフトがメイン。老人ホームの運営管理や障害者の自立計画ソフト「ほのぼのシリーズ」や電子カルテなどを発売。基本的に商業用のため普通の店頭などでは扱っていない。

NACK5スタジアム大宮(大宮)
株式会社エフエムナックファイブ

県内では不動の人気を誇る、埼玉唯一の県域ラジオ局。県域AMラジオがないことから、FMラジオとAMラジオを混ぜたような編成。音楽番組をやりつつトーク西武ライオンズの試合中継を放送し、もちろんサッカーも大宮と浦和の試合を放送。更に普通のFMでは滅多に扱わない演歌やアニラジもあり。

味の素スタジアム(FC東京)
味の素株式会社

その名はうま味調味料の代名詞として全世界で知られている大手食品メーカーで、ちょうど1年前に創業100周年を迎えた老舗。この味の素スタジアムこそ、国内初のネーミングライツ契約事例であり、03年から延長分と合計で10年・20億円以上という大型契約を結んでいる。

日産スタジアム(横浜Fマリノス)
日産自動車株式会社

説明不要の国内自動車メーカーのナンバー2。自動車だけに不況の影響は大きかったが、中国国内販売を伸ばしたこともあり3月期は何とか黒字転換に戻すことに成功。今年はモデルサイクルが長い主力モデル・マーチのモデルチェンジが夏に控えている。

ニッパツ三ツ沢球技場(横浜Fマリノス横浜FC)
日本発条株式会社

自動車部品のメーカー、通称NHKニッパツ。発条とはバネのことであり、自動車用のバネである懸架バネ(サスペンション)は世界トップシェア。ハードディスクのバネでも高いシェアを誇り、長野や中国に専用工場をもつ。

東北電力ビッグスワンスタジアム(新潟)
東北電力株式会社

東北全県+新潟の電力供給会社。北海道・東北地方最大の企業でもある。東北+新潟の企業を統括する役割も持っていることから、新潟県が東北地方という枠組みに入るか入らないのかは、少なくともここにかかっている。

アウトソーシングスタジアム日本平(清水)
株式会社アウトソーシング

その名の通り人材派遣業。派遣だけにいい噂はあまりなく、過去には派遣の社員に解雇時の異議なしを強要していたことが明るみになっている。

ホームズスタジアム神戸(神戸)
株式会社ネクス

ホームズ(HOME'S)とは同社が運営する不動産情報の総合ポータルサイト。インターネット初期にサービスを開始したということで、例によって他の同期IT企業と共に僅か数年で急成長、今年3月にはいよいよ東証1部に上場。