岡電バスの58MCは、今のところ以前よりはかなり減りはしたが、まだまとまった数が現役。関西ではとっくの昔にいなくなり、本州でまともに見られるのは岡電と広島交通くらい。首都圏では既に西工のバス自体が消えつつある中で貴重な存在になりつつある。
撮影写真より
中国バスのラッピング車、どちらもエルガミオ。前にいる備後開発(I1206)の方は自社発注車だが、後ろにいるファーマシィ薬局(I1933)の方は東急バスの中古。ここまで来るとだいぶ見分けがつきにくくなるのに、ラッピングされると更に分からなくなる。よく見ると東急バスの方はマーカーランプ・換気扇・テールランプ上の持ち手が無く、ナンバー位置と乗降中表示も違う。
この元東急バスは、2台しかいなかったPA-LR234J1のノンステップ。うち片方は、しながわ水族館の送迎バスだったため、一般用はこの1台のみ。東急バスの中型車は4メーカーとも多数在籍するが、このバスが製造された'05年前後の中型ノンステップは悉くいすゞ以外ばかり。同時期はレインボーIIのKRも少数派で、まとまって入るのはPDG-KRとなる数年後から。しかしLRはKK-の頃に大量導入した反動か、それらを代替したSKG-LRが出る'14年まで導入は長く少数に留まった。