撮影写真より


何か凄いアングルになってしまったが、大阪市営バスの44A系統(弁天町バスターミナルポートタウン東駅)。この路線も今度の改正で南港方面には行かず本土で完結する経路に大幅短縮される。市バスで唯一海底トンネルの有料道路を経由する路線で、恐らく今回の改正でも注目度がかなり高い路線。
経路は地下鉄中央線・ニュートラムと完全並走しているので一見使われなさそうだが、沿線のインテックス大阪で大規模なイベントがあると地下鉄もそうだが特に輸送力の小さいニュートラムはすぐ混雑する。44系統はこの2つを使わずに咲洲地区と本土を繋ぐ唯一の公共交通手段、いわば抜け道だったので、混雑を避けたいユーザーからは重宝された。又、市バス同士の乗り継ぎを利用すると、かなり時間はかかるが地下鉄だと梅田から310円・難波から270円のところが200円で済むところも利点だった。
かつては同じ弁天町〜南港間をわざわざ阪神高速を通る路線まで存在したが、44系統まで乗り入れを止めるとなると、咲洲の市バスは島内路線の17系統ただ一つのみとなる。