撮影写真より


西日本JRバス。通常は国鉄バス以来の象徴であるツバメマークと「JRハイウェイバス」の文字が入るはずなのだが、この車は英字ロゴになっている。理由はこの車が貸切兼用車であるためで、実際に貸切用に使われることがあるが、仕様としてはこの側面ロゴと「貸切」の種別表示を除き通常の高速用と全く同じ。かつては違うカラーの貸切専用車もいたが、順次改造され高速用に転用された。
貸切兼用車の中には3列シート車も在籍しているが、例え観光地の京都であっても西日本JRバスの貸切運用というのは殆ど見たことがない。高速バスで有名な同社だが元々から貸切部門はかなり地味な存在であったため、貸切バス会社乱立の今ではすっかり隠れてしまっている模様。同じJRバスの貸切なら寧ろ中国JRバスの方がよく見かける。こちらは豪華仕様の貸切バスを導入するなど、少なくとも西日本に比べると割と力を入れている。