DS版DQ4

ということでDQ4も片付けてしまおう。まずは天空の塔へ進入。入れる条件は、勇者がパーティーに入っていることと、天空装備4つが手持ちか袋に入っていること。別に勇者が全て装備しなければならないことはない。内部はFC版とは全くの別物だが、PS版とは変わりない。最上階の雲に乗って天空城に入り、マスタードラゴンに会って天空の剣をパワーアップしてもらう。同時に出現した雲の穴から闇の洞窟に突入。
闇の洞窟〜架け橋の塔はこのゲーム最大級のダンジョン。無限ループに矢印床あり、出現するスモールグールは序盤のメラゴーストと同じく打撃攻撃の高い回避率&分裂する。大魔道やおにこんぼうといった、必ずピンで出現する敵も出てくるが、特に前者は中々強い。後半に出てくるビッグスロースは素では弱いがHPが減って本気を出すとバギクロスなどを使ってくる。ここを越えるとようやく闇の世界。
闇の世界では4つの結界を破る=4種のボスと戦わなければピサロ城に入れない。腕試しに近くの敵と戦ってみたが、既に勇者のレベルが40を超えているので結構余裕。ついでにここらで今までモンスター図鑑に未登録の分と戦うために寄り道。エスターク神殿のいやに低いスライムベホマズンの出現率に泣いた。
ようやくボス4連戦をする気になる頃にはもうレベルが43になっていた。最初のギガデーモンは攻撃力が高いだけで200ダメージを超える痛恨の一撃とルカナンにさえ気をつけつつスクルトを使っていけば楽勝。次のヘルバトラーイオナズン+激しい炎の強敵。とりあえずフバーハかけておいてからタコ殴りでなんとか負かした。アンドレアルはボスとしてはシリーズ中でも珍しく同種の仲間を呼ぶ。これを生かしてスクルトフバーハ分のMPが尽きるまで仲間を呼び続け、更に銀のタロットにある星のカードで経験値を倍にすると結果的に60体も倒して10万以上の経験値を稼いだ。このレベルになって仲間全員のレベルが上がることは普通はないこと。エビルプリーストは呪文を使うときに天空の剣(どうぐで凍てつく波動)を使ってマホカンタを消しつつ攻撃。ついでにぞろぞろと引き連れたスモールグールも片付けた。
やっとこさピサロの城へ。最初のフロアで不規則に動く土偶戦士はここにしかいないので1体は倒しておく。しかし高いHPとザラキが手強い。だいぶ横道に逸れたところにある賢者の石も入手するが、結局ラスボス戦でも使うことはなかった。
城を出たらすかさずバロンの角笛。馬車が来たらサブメンバー中心のパーティー(ラ+ク+ブ+ドラン)にし、とうとうラスボス・デスピサロとの直接対決。エスタークの色違いである第一段階から始まり、片腕がなくなると2回攻撃が1回攻撃になり、もう片腕もなくなると今度はブレスと呪文中心になる。どれもそんなに強くないがザキだけは要注意。頭もつぶれると変色し腹から顔が浮かび上がる。ここから攻撃が激変し、いきなり打撃攻撃のダメージも増え激しい炎も吐いてくる。もうこの時点でサブの面々は相当苦しくなりつつあった。そして再び頭が生え、BGMが「邪悪なるもの」から「悪の化身」に変わったらやっとこさ最終形態。最初に固定でマホカンタを使う上に激しい炎+凍える吹雪で文字通りの激しい攻撃。防御呪文をかけてもすぐ凍てつく波動で消されるため、サブに代わって参入したメインメンバーで殴りまくりだ…と思ったら、それから2〜3ターンであっけなく倒せた。もうちょっとヤってもよかったのだがなあ。
それからすぐ天空城に強制送還、何やら色々言われたあと勇+ラ+マ+アの固定メンバーになる。いつもこの組み合わせになるのだが何故かは不明。城の正面出口から出るといよいよエンディング。各章のフィールドBGMが散りばめられている、10分超というDQ史上最長のBGMでもあるED曲「導かれし者たち-終曲-」にのって仲間たちがそれぞれの故郷に帰って行く。最後の「The End」と表示されたあとに出てくるセーブを行わなければリセット扱いになってしまうので絶対セーブするように。FC版はここで終わりだがPS版とDS版にはお楽しみの第六章「ピサロと愉快な仲間たち」が始まる。


ここまでの所要時間は26時間半。寄り道したりしてかなりのゆったりペースでプレイしたため一〜四章の3倍以上の時間をかけてしまった。勇者のレベルも既に44に達していた。先頭回数1600回、討伐匹数4500匹、獲得総額30万ゴールド。全滅・逃走回数ともに0のため称号は「完全無欠ヒーロー」。