運転免許教習・その4

遂に実車を用いての教習に入った。恐らくこの先一生涯に亘り継続するであろう車の運転を人生で初めて行うのである。しかし実際は想像以上に難しいものだった。
先ず乗る前に周りを確かめる。この時点から既に採点対象である。左フロントから右回りに回って危険がないかどうか確認してから乗る。乗ってからシートとルームミラーを調整する。エンジンをかけるときはクラッチとブレーキを踏みながら、そしてサイトブレーキを外す。ここまでで出来てないと一々ダメ出しを食らう。そして走行するわけだが、アクセルをどこまで踏めば軽く出るのかがいまいち分からない。ゆっくり踏んでたら効力がある地点ではずみでいきなり踏み込んでしまう。半クラッチもちょっと合わなかったらする急発進orエンスト、停止もクラッチを踏むタイミングを逸すると急ブレーキorエンストに繋がる。エンストやハンドル操作など、教官はまるでこっちがコツを分かっているかのようなそぶりで接してくる。今日初めて車運転するのにそんなの分かってる訳ないと思うのだが。前回のやつもただ画面に追従してるだけで実際に自分がどう動かしてるかの挙動は分からなかったし。
次回までの課題としてはとにかく発進停止の順序などを覚えること。しかし一番肝心な実車での練習は教習時間でないと出来ないため実質不可、これが一番痛い。あんまり15時間で仮免レベルまで乗り回せるとは思えなくなってきたぞ…。
尚、入所日にやった変な心理テストの結果は、ほとんど全てマイナス、要するに運転者に向いていないという結果が出た。自分はおとなしそうに見えて実は内面は結構いちびってる。態度もあまり良くなく、分かってると思いこんでる事柄に関しては自分から言わないと気が済まない。こんな奴は矯正しないと社会に出ても屑扱いやな。