撮影写真より


荷物置き場を確保した京都市バス(3822)、こちらは中乗りバージョン。前乗りバージョンは大きく前乗りをアピールしていたが、こちらは一般車と同じ。
101系統や102系統用だったが、観光急行路線が極めて廃止に近い「運休」となったあとは使われず放置。しばらく経ってから、観光路線のラッピングを剥がした上で一般路線に転用。
車両後半の片側が丸々荷物置き場になっているため、座席はおろか定員自体が一般車より少ないが、荷物置きという用途を活用するために、わざわざ203系統や205系統といった混む路線に集中投入されているため、非観光客にはハズレもいいところ。しかもラッピングが無いので見た目は一般車と全く同じであり、外観で見分けられるのはナンバーのみ。プラス、ここにきて京都市は事前に荷物を預ける「手ぶら観光」を全面的にアピールしており、このバスの存在意義自体が揺らいでいる。