福知山にある北丹鉄道の廃線跡。この近辺でこの道路だけ、明らかに不必要且つ不自然なカーブが付いている。カーブの北にある「おもしろ王国ライオン堂」の土地境界がカーブとぴったり繋がる。
北丹鉄道は今の宮福線の元ネタ。福知山～宮津間短絡を目指したが、資金不足で途中の現在の大江までで止まってしまった上に、メンテナンスもろくにされていなかった。大江～宮津は国による建設となったため、国有化目当てで金がないまま運行していたが、それも尽きて'74年に廃線。福知山～大江も北丹鉄道とはルートを変えた上で国が一括して建設することになり、3セク移管を経て'88年に福知山～宮津が開通。宮福線の福知山～大江は若干西寄りのルートでトンネルも多いが、北丹鉄道は大多数の区間が由良川の河川敷であり、トンネルは今も歩道として使われる公庄付近のごく一部のみ。
