地図より


山科の新十条通りは、市街の十条通りとは元々接しておらず関係が薄かった。高速道路扱いでトンネルが作られたことで初めて2つの通りが直結し、のちにトンネルが無料化したことでより関係が強まった。
この新十条通りは、外環状線との山科区役所交差点で唐突に途切れる。この交差点から、大津山科バイパスとして石山までトンネルで道を通す計画がある。京都と大津は隣接していながら、まともに市街地を結ぶ一般道は国道1号線しかなく、いつも渋滞している。ここから石山の京滋バイパスと直結することで、京都大津共に抱える渋滞ポイントを全てすっ飛ばし通りやすくする計画だが、現状は正式に決定したわけではなく、用地買収も全く進捗していないため、こんなところに本当に道路が出来るとは思えないくらい家が密集している。普通に新しい家もあるため買収はかなり困難と思われ、そもそもトンネルも5km以上の長大トンネルとなり、予算的にそう簡単に出来るものではない。