撮影写真より


現在の京都交通の設立直後の高速バスは、旧法人の京都交通から引き継いだ車両もいたものの、メインは親会社の日本交通から払い下げられた貸切バス。塗装すらそのまま流用され、しかもよくある60人乗りの廉価仕様ではなく、そこから定員がいくらか減らされた豪華仕様。この車両は客用の中扉があり、貸切時代は前扉が運転手用と使い分けていたが、さすがに高速転用の際には通常通り前扉のみの使用に変更。リアガラスは埋められ、車内のでかいシャンデリアもチラ見え。
日本交通からの転用車は最初の数年間使われた。現在は全て自社発注車、いずれも貸切転用ではなく当初から高速バス用途で運用。きれいにはなったが、実用性全振りで豪華さはほぼ一掃されてしまった。