撮影写真より


名鉄バスが運行する、長久手市コミュニティバス・Nバスのハイエース名鉄バスでは唯一のハイエースで、1周十数分程度の短距離路線2路線を1台で交互に運行していた。ハイエースながら、ちゃんと運賃箱や車内放送もあり、ICカードも使えるため、普通の名鉄バスさながらの仕様。
グレードは4型ワゴングランドキャビン。ちゃんと社番0512が付番されており、小型一般車・2015年式の12番という意味。これに連番する0509~0511が、あま市巡回バスのコースターで、こちらも名鉄バスでは異色の車両。
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しかしこのハイエース、この4月の改正を以て運行終了。長久手市の公式サイトの再編方針によると、短距離すぎて1便当たり1人か2人程度しか乗らない+元々高齢者は無料なため、他の路線で使っているポンチョよりも実はコストが6倍増しとはるかにかかる。コミューターではなく3ナンバーのワゴンにつき定員が更に削られるのも災いした。ハイエースが受け持っていた2路線は、他路線に組み込むことでカバー且つ効率アップ。
現在の動向は不明。名鉄バスではここ以外のハイエースの使い道がないため、あっさり売却されたか、或いは社員用に転用されたか。