地図より


伏見区の久我地区。地図をアップさせると、同じような形の小さな家が大量に並ぶ箇所がいくつもある。隣の羽束師地区共々、分譲住宅が埋め尽くされるように建っている。古い家が建つ分譲地もあるが、大半が新しめなので平成になってから一気に増えたと思われる。間口が3mちょっとの狭小住宅ばかりだが、それをカバーするためか大半は3階建て。畑が多く、畑の土地をそのまま分譲地に転用しているので、まだまだ造成できる模様。
学校やスーパー、銀行に病院は一通りあり、区役所は遠い代わりに出張所もある。これといった観光地もないので観光客も来ない。一方でバスは多くなく、駅からも微妙に遠い。京都駅からもバスで1本では行けない。南北のメインの道(府道123号)はバスが通る割に幅がギリギリ普通車2台分しかなく、歩道は一部にしか整備されていない。
何より、桂川・鴨川のすぐ横の平地、しかも合流地点付近、ということでハザードマップを見てみると、案の定久我・羽束師一帯はほぼ全域が想定浸水深3m以上。3階建てなのはこれを見越してかと思ったが、一部地域は3階でも水没する浸水深5m以上や、水流で家屋倒壊予想エリアもあり、非常に水害に弱いエリア。京都に住めるからといってここは選ばない方が賢明。