地図より


百万遍にあるダイコクドラッグ。インバウンドの波に乗り、一時期は京都で10店舗近くを展開。特に四条近辺は過剰ともいえるほど出店していた。外国人向けには免税、更に中国人の店員を多用するほどで、伏見稲荷清水坂といった、最初から外国人しかアテにしてないような出店例もあったが、それが完全に仇となった。
インバウンドが終了し、この半年ほどの間に一斉に撤退開始。特に四条西洞院の店舗は、開店から1年ちょっとでもう閉店した。みるみるうちに店舗が減っていき、現在は百万遍と五条京阪の2店舗のみになった。外国人観光客には無縁な場所からも分かる通り、どちらも10年以上前、外国人観光客が急増する前から出店しており、実質元の鞘に戻ったことになる。店舗跡らの大多数は今も空きのまま。