撮影写真より


草津市コミュニティバス・まめバスでかつて使われていた、帝産湖南交通のシビリアン。殆どふそうで統一されている中で異色の日産。この頃のまめバスのナンバーは草津に因み、932〇の希望ナンバーで統一されていた。
中古車、しかも元は幼稚園バス。ボディカラーは白だが、車内の壁はパステルカラーのチェック柄でかなり浮いている。子供用のシートは使えないので全て換装されており、形状から元はハイエースワゴン・コミューター用。だが確実にハイエース2~3台分のシートを装備しており、それだけの量をどこから調達してきたのだろう?バックドアがあることを活かし車椅子リフトまで後付け。
幼稚園バスは手動ドアが普通なので、このバスも自動ドアに改造はされているものの、閉まる時だけの半自動ドア。開ける際はドアにくくったヒモを運転手が引っ張るというアナログ具合。サイドミラーも電格タイプから手動タイプに交換。
明らかに普通の送迎バスの中古よりも改造に手間がかかっているが、何故幼稚園バスを使ったのかが謎。福祉施設の送迎バスでも使えばもっと安上がりになったはずだが。