撮影写真より


沼津で第1回の実証実験が行われていた時のEVバス。現在も行われているが第2回で、これとは別の車種。
車種は群馬にあるシンクトゥギャザー・eCOM-8。メーカーが直接貸していたのか、沼津ナンバーではなく群馬のわナンバー。実験中の運賃は無料だったので、白ナンバーでも特に問題ない。
定員10名を8輪のインホイールモーターで支える。ヘッドライトはサンバーから流用、ホイールはクラシックの軽でよく見かけたミニライト製。軽のパーツを使ってはいるが、長さ4.4m・幅1.9mは輸入車のコンパクトSUVクラスで、ジャガーEペース・レンジローバーイヴォーグとほぼ同じ。同じ定員のハイエースワゴンとは、幅は僅かに広いが長さは若干短い。
3km弱ある沼津駅と沼津港を往復していたが、最高速度は19kmと自転車以上・原付以下といったレベル。当然普通のバスよりもはるかに遅いが、その代わりタダ。物珍しさもあってか結構乗っていた。