比較



今の今まで気づかなかったが、リフトが無かった頃のリエッセの中扉は、幅が2種類あった。上の湖国バスが狭い方、下の京福バスが広い方。といっても扉の幅自体はかなり微妙な差ではあるが、中扉の前にある細い窓の幅で見分けられる。狭い方は微妙に地上からのステップも高く、例えば路肩灯はどちらも同じ高さにあるが、折戸の窓の下限が狭い方は路肩灯の真横にあるのに対し、広い方だとちょっと下にある。湖国バスの方は、わざわざ補助ステップまで付けていた。但し狭い方でも、広い方並みにステップを低くした車両も存在する。こういう微妙すぎる仕様の違いがあるのも、昔のバスの個体差が面白いところ。