撮影写真より


何となくこんなものも撮っていた。祇園祭の会所での階段。庭にある蔵から、本尊として使う稚児人形などを安置する2階に所蔵品を直接持っていける仕組み。祇園祭の時期限定であり、終わるとばらして鉾や所蔵品共々片付ける。
階段のパーツに、どこに取り付けるかが書いてあるが、中々難しい表記。「前栽縁柱北参」「前栽手摺㐂多柱」「前栽北手摺下力貫」など。北の表記が何故か分かれている。前栽とは簡素な庭のことで、せんざいと読む。近鉄に同名の駅があるので、意外と読める人が多いかも。力貫は、木材の間に垂直に通す薄い板。