撮影写真より


名鉄バスが初めて導入したセレガ。これだけホイールが鉄。名古屋~豊田の短距離高速バス用で、トヨタに配慮するため、他の豊田営業所の車両同様ふそうではなくトヨタグループの日野で導入された。これ以降高速バスの新車は、短距離路線はセレガ・中距離路線はエアロエース・長距離路線はエアロクィーンと車種を分けるようになった。
そんな名古屋~豊田の高速バスは今月で廃止になる。理由は赤字と運転手不足。元々名鉄BC・伏見・栄~豊田市駅を経て豊田市内の団地に直通していたが、廃止の1年前に団地方面を廃止して名鉄BC~豊田市駅のみになっていた。廃止後は伏見からだと地下鉄鶴舞線名鉄豊田線で代替となるものの、名駅方面からの直通は無くなり、伏見か知立で乗り換えとなるが、どちらもバスより早かったりする。
名鉄バスは長距離高速路線もここ数年で減りつつあり、九州路線は福岡行き以外全て消え、豊田と同時に長野行きからも撤退予定。