撮影写真より


羽後交通のリエッセ。リエッセの中古は出元の推定が困難な例がそこそこあるが、これについては箱根登山バスの中古で、独自仕様の大型シートがそのまま残るので特定は容易。リフトが標準装備になった末期仕様で、羽後交通は前扉しか使わないため、名実ともに中扉はリフト共々完全に車いす専用。
ドア側のサイドミラーにも特徴があり、リエッセは標準装備の樹脂製ミラーになっていることが殆どだが、箱根登山バスではドア側のみ他と同じ鉄製。樹脂製よりも長いので見通しがよくなる。が、特注仕様なのでよそではまずやらず、逆にこれが箱根登山バス出身であることの識別点。