撮影写真より


広電バスといえばこれ、オリジナルハイバックシート。リクライニングはしないが、観光・高速バスとほぼ同等といったところで、通常のシートの倍以上の大きさ。これはサービス向上計画の一環として採用されているもので、既に6割以上の車両に装備。中古車でもわざわざ全ての席をこれに換装する徹底ぶり。シックな柄も広電オリジナルで、青ばかりになってしまった現代ではとても新鮮。
しかしその代わり、このシートでは標準仕様ノンステップ制度に適合しないため、在籍車両の半分を占めるノンステップバスの殆どが非適合車となり補助金を受けられず(当然ながら標準仕様ノンステップバスステッカーを貼った車両も殆どいない)、標準仕様よりもだいぶ割高になってしまっているが、それでも採用し続けている。