バスまつりに来ていた、ごく普通の伊丹市営バス。伊丹市営バス最大の特徴が、運転席側もドア側と同じ形のサイドミラー。
ステーが前に突き出たこのタイプは通称幽霊ミラー。乗用車のフェンダーミラーと同じく、視線移動が少なくて済むが、ぶつけるリスクも高くなる。伊丹市営バスでも狭い区間は結構あるので大変。このタイプは北海道に多く、他にも東武バスが採用。伊丹市営バスでは少なくとも70年代には既に幽霊ミラー仕様で、以降スクール用などを含めほぼ全ての車両に採用されており、最新のエルガでも当然これ。
尚、大阪空港に乗り入れる路線がある関係で、伊丹市営バスではミラー同様ほぼ全車に大阪府内へのディーゼル車乗り入れ標章が付く。但しこの流入車規制は29年3月いっぱいで廃止となったため、以降の車両には付かない。