よく燃える紙で出来た燃料兼用の千羽鶴

豪雨4日目。といってももうこちらでは早朝に止み、その後は普通に晴れてきて完全に日常が戻った状態。避難勧告も警報も全て無くなった。
鴨川は川端通り側の河川敷は通れるようになっていたが、反対側は三条より南は封鎖。この区間はまだ手つかずのようで、相変わらず流れてきた草と丸太が散乱。又、川床がある小川が封鎖箇所の橋が草で詰まっているため完全に干上がっており、ここだけ様子がかなり変わった。川床自体は干上がっていても営業している模様。
今回はこれで済んだが、あくまで「今回は」。温暖化が進んでいる以上、豪雨のピッチもどんどん詰まってくる。次の豪雨は数年後か、或いは1年後か、若しくは数ヶ月後か。少なくとも昔とは違うから数十年後ということは絶対に無い。数十年に一度の大雨とやたら耳にしたが、いずれそれが珍しくなくなってくる。
そして中国四国は猛烈な被害となり、特に交通面は高速道路もJRも国道も全滅で、物流が完全ストップ。まともに動いているのは新幹線とまさかの海路。地震と違い海には今だけは影響が無いので、フェリーだけは完全平常運航。しかし輸送量は高速道路・貨物列車に比べると量も速度もかなり劣る。海もじきに流木が山ほど流れ着いて影響が出始める。被害が無くとも、じきに物資不足が目に見える形で現れる。
この結果広島がほぼ陸の孤島となり、更に山陰方面もいわゆる陰陽連絡線がほぼ全滅し、北近畿も同様。辛うじて高速道路は通れるが、これで西日本方面は姫路より西側にはかなり行きにくくなってしまった。岐阜県飛騨もほぼ同じ状態なので、当面この2方面は旅の計画から外さざるを得なくなった。行くなら東日本か北日本に限られる。