撮影写真より


三重交通がかつて運行していた伊勢〜京都の高速バスのラッピング車。片道約2時間半で3000円と書かれている。実はどちらも近鉄特急とあまり変わらず、特急も2時間強で特急券込み3330円。近鉄特急に自由席は存在せず全席指定なので、高速バス同様に確実に座れる。特急は便数こそ朝夕中心ではあるが、高速バス側も大体同じような便数だったので、時間が読めないバスよりも余計に特急の方が有利。結局共同運行していた京阪バス近鉄バスの撤退・減便・土日限定といった試行錯誤を繰り返して数年で廃止。特急の完勝で幕を閉じた。これ以降、三重交通の関西方面路線は軒並み苦戦することになる。