新宮から延々国道42号線を北上し松阪に到達。距離にして140kmもかかったが、渋滞も無く待ち時間も上手い具合にスムーズだったのでそんなに疲れなかった。到達後はついでに伊勢にも寄り、こちらはさすがに人が多かった。駐車場には長蛇の列が出来ていたが、そうなることは安易に予想出来るのに何故電車を使わないのか。
帰りは当初はいつも通り近鉄の急行でも使うつもりだったが、既に疲れ切っている中での長時間のロングシートに乗り換えは負担になるので、十数年ぶりに近鉄特急を利用。上手い具合に僅かな便数しかない京都行きを捕まえることに成功。いつもなら何も無いのに停まりまくる青山町前後もノンストップ、急行なら必ず乗り換えが必要な八木も特急専用短絡線があるので乗り換えなし。但し喫煙車しか空いていなかったため煙草臭いが、今時特急の喫煙車なんて殆ど存在しないためある意味貴重な体験をし、また煙草のせいでガラガラ。尚、近鉄特急も近いうちに全面禁煙にするつもりらしい。
京都発着の近鉄特急だと、奈良・橿原神宮便は有料特急としては近すぎ、大阪や名古屋は遠回りなので、事実上伊勢志摩便しか使いようがない。時間的にしまかぜも使えて、特急料金に更に1000円プラスされるが、既に前夜の時点で満席という人気ぶり。年を食うと体力的にも自信が無くなってくるので、東日本の普通列車グリーン車のように別料金を取られる列車にも段々普通に乗るようになってきた。
