サンムーン・その15

エーテルパラダイスはクリアすると元の雰囲気に戻るが、職員の台詞まで全て初めて来た時と同じものに戻るので、まるで騒動なんて無かったかのような振る舞い。当時は入れなかった外観部分など入れる所は増えているものの。



とうとう最後の島となったポニ島。実質的に唯一の町となる「海の民の村」からスタート。歴代水ポケをアレンジした船で生活しているが、唯一水ポケではないハガネールベースの船は、「ぎんのおうかん」爆釣スポット。違うものを釣って泡が消えたら背後の扉出入りで即リトライ出来るので効率がいい。新ポケ「ダダリン」の他、レベル40台という謎の高レベルコイキングも釣れる。
外にいるベテランのおばさんは、グランブルアママイコの交換を持ちかけてくる。グランブルはすぐ隣の原野によく出現するので、捕まえて即交換が可能。レベルの都合上アママイコは既に「ふみつけ」を覚えているため、1レベルアップで即アマージョに進化可能。



原野〜古道〜荒磯と続く途中で、最後のポケモンライドである「カイリキープッシュ」解禁。そのまんま旧作でいう「かいりき」だが、押す岩は従来の何倍も大きい。でもBを押しながら岩に近づくと自動的に岩1つ分移動するので押しっぱなしの必要なし。お姫様だっこが中々シュールだが、「かいりき」と違い使う場所は大幅に限られ、これまでの場所ではせいぜい序盤のテンカラットヒルに隠されている「ヒコウZ」への道くらい。
続いて村の沖にある「ナッシー・アイランド」。伝説を目覚めさせる笛といくつかのアイテムがあるだけだが、発売前から大きく話題になっていたアローラナッシーはここで出現する。上陸直後の1回のみ強制的に戦闘になるが、試練でも何でもないので逃走可能。ネーミングといい、ナッシーに付加されたドラゴンタイプといい、何となくSFC時代末期の名作『ヨッシーアイランド』を彷彿とさせる。



古道で久しぶりに出てきたスカル団はあっさり倒し、大渓谷に入る前にも今度は地面の大試練だがこれもさっさと済ませる。この時レベルが上がったレアコイルが進化、今回のジバコイルの進化指定ポイントはここだった模様。大渓谷はこれまでのポケモンライドを駆使して進み、道中にはエリート・ベテランなど強力がトレーナーが配備される、従来のチャンピオンロード的なダンジョンだが若干出るのが早い気がする。エリート・ベテラン相手にはハッピータイムでしっかり稼ぐが、場合によってはカビゴンが死にかけるので金稼ぎも命がけ。途中には、リーリエのテーマソングの一つ、その名も『がんばリーリエ』をバックに文字通りリーリエが吊り橋渡りをがんばるシーンもある。
後半から急にドラゴンの試練。キャプテンはおらず、短い洞窟の中で単なる3連戦のみと、まるで取って付けたかのような扱い。体験版で登場した「ジャラコ」がようやくここで出てくる。進化形の「ジャランゴ」「ジャラランガ」との3連戦なので、ここはドラゴンキラーのアシレーヌにおまかせ。得意の「ムーンフォース」で全員一撃、1分足らずで終わってしまった。
尚、この直後に3DSを落としてしまい強制リセット、大渓谷2階部分まで一気に戻される。だが、1回目では見逃していた部屋をたまたま見つけることが出来たので、ロスはしたが悪くはなかった。



試練の後は、奥の大階段を上り、笛を吹いて遂に伝説召喚。サンを選んだので「ソルガレオ」登場、同じく太陽をモチーフにしたソルロックとはコンセプトが全く異なる。今回の伝説も伝統に則り文字で起こした鳴き声がやたらユニークで、ソルガレオだと『ラリオーナ』と言う。但し今回に関しては従来のようなお遊びではなくちゃんとした意味があり、モデルになったハワイの言葉で太陽のライオンを意味する。登場時は勿論専用ムービー付きで、今まで場面関係無くずっと無表情だった主人公がここで初めて表情を変える。