サンムーン・その6

オハナ牧場で早速ドロバンコを捕まえる…と思いきや、牧場に向かう途中でついでに捕まえたドロバンコの性格が「いじっぱり」。折角なので防御が上がる「わんぱく」にしようと思っていたが、もうシナリオ中に40体以上も厳選するのはしんどいので、結局1体目でもう採用ということになった。
尚、捕まえて厳選する場合はオハナ牧場がベスト。出現種のうち通常枠がドロバンコヨーテリーしか出ないため、他の道路に比べて比較的出やすい。カビゴンの「てかげん」を使えば特性判別が可能で、「じきゅうりょく」が発動しなければ「マイペース」の方。更に叢のすぐ近くにある育て屋前にいるミルタンクに話しかければ即全快。ボールだけはオハナタウンのポケセンに行かないと買えないが、このように比較的環境が揃っているので割と厳選しやすい方。




5番道路からトレーナーのダブルバトルが解禁。ただ、ダブルバトル自体は既に野生でバンバン仲間を呼ばれているので慣れている感があり、せいぜい味方側にももう1体いる程度の感覚でしかない。しかも特にコマンド選択時はかなり処理落ちが酷いのでいいとこなし。
先のせせらぎの丘では途中に釣り人がいる。今回の釣り人は帽子を被らなくなり、白髪になったので一気に老けた。旧作では水側から正面に立っても気づかれなかったが、今作では普通にバトルになる。いつも通りコイキング使いもいるがこの段階では6体ではなく2体だけで、とんでもなく経験値が少ないので殆ど稼げない。
奥では水の試練。先ずライドギアにラプラスが登録されて「ラプラススイム」が解禁。今までは「なみのり」を覚えるために水タイプのパーティ入りが必須だったが、これにより水タイプ無しでも進めるようになった。道中戦うことになる「ヨワシ」は恒例の弱い魚枠だが、進化もせず単体では別に大したことはない。但し進化しない代わりに伝説並に強力な「群れフォルム」を持ち、文字通り数で勝負してくる。ここでの「ぬし」はそんな群れフォルムを相手にする。こちらは当然コイルを差し出し、先ず「でんじは」で麻痺させるが全然動きが止まらない、しかも更に単体のヨワシを呼び出す。「みずでっぽう」一発だけでもかなりのダメージで結局回復が追いつかなくなり、最後はまたカビゴンでゴリ押した。クリアすると「つりざお」入手、今まで伝統的に3種あったつりざおがようやく統合された。釣り自体もどこでも出来る訳では無く、今作は特定ポイントのみでしか釣れなくなった。
次は6番道路だが、その前にヒンバスを釣る。せせらぎの丘から入ってすぐ下側の釣りポイントで、輪っかのような泡が出ている時にのみ低確率で出る。入って最初は必ず出ているが、釣りに失敗したり一度何かを釣ると泡が無くなるのでまた入り直し。今作からアイテムが釣れるようになり、「しんじゅ」「おおきなしんじゅ」が出る。ヒンバスは出ない場合だと何時間釣っても出ないらしいが、自分の場合は1時間以内で出た。すぐ隣のポケセンにいる研究員に見せると3000円貰えるが、割に合わない気がする。




更に寄り道。ラプラス解禁により、メレメレ島の「カーラエ湾」「メレメレ海」が行けるようになった。どちらもアイテムがいくつかあり、後者ではトレーナーも出現。地上のトレーナーの戦闘前はボールを持ったり様子を窺ったりしているが、海上では泳いでいる(戦闘後は地上同様動かなくなる)。おなじみ・海パン野郎も登場、フィールドの見た目こそいつものゴーグル姿だが、戦闘に入ると従来のイメージを覆すイケメンに変貌。海パンの女版・ビキニのおねえさんも何故か2種類存在する。海パンは賞金がこれまでは100円前後と園児・短パン並しか持っていない金欠だったが、今作ではビキニとほぼ同クラスの200円台に引き上げられた。尚、メレメレ海には岩もあり、今後解禁されるサメハダーに乗らないと壊せない。秘伝技廃止で、このような海上+岩という複合要素を持つオブジェクトを配置することが可能になった。




バトルロイヤルは後回しにして火山公園で炎の試練。途中のバックパッカーに似たトレーナーは、スリムになって随分若返ったやまおとこ。「ぬし」戦の前に踊るガラガラの間違い探しに答えることになり、当てないと延々ガラガラと戦う羽目になり、当てても結局は戦う。前座のガラガラ・やまおとこを蹴散らすと「ぬし」登場。猛毒にさせてからひたすらステータスを下げる戦法で攻めてくる。「ぬし」を務める「エンニュート」と進化前の「ヤトウモリ」共々強いのでパーティ入りを検討してみたが、エンニュートに進化出来るのはメスのみ、しかもヤトウモリの雌雄比は御三家と同じなので出現率は12.5%のみ。大半を占めるオスのヤトウモリは、オスのミツハニー同様に小さいまま一生を終える。特性「メロメロボディ」持ちのオスを先頭にすれば出やすくなるが、現時点ではそんな者はおらず、かなりの手間がかかりそうなので断念。
ここの間違い探しはストーリー中随一のお笑いスポットらしいが、強敵相手の戦闘を控えピリピリしている自分はクスリともしなかった。倒すとライドギア「リザードンフライト」解禁、旧「そらをとぶ」に相当し、この時点でもう船移動が要らなくなる。今回も道路に飛ぶことが可能。




調子に乗ってそのままシェードジャングルへ行き草の試練もこなす。「ぬし」召喚のための怪しい料理の材料を集めるのはいいが、何故か自分もボタン連打という形で調理させられる。召喚された「ラランテス」、パーティにはまだ誰も草の弱点を突けないのでとにかくゴリ押ししかない。
先発コイル、水の時と同様に先ず「でんじは」で麻痺させようとするが何故か外す→麻痺は後回し、呼ばれた「ケララッパ」は一撃で倒せると思いきや威力が弱い「でんきショック」だったのが災いし残り1で止まる→その隙にケララッパの「ちょうおんぱ」でコイル混乱→攻撃出来ないまま、パワフルハーブで溜め不要の「ソーラーブレード」で死亡。殆ど何も出来なかった。
次発カビゴン、「のしかかり」の追加効果でようやく麻痺→しかし今度は次に呼ばれたポワルンの「にほんばれ」でまたしてもソーラーブレードが溜め不要、ラランテスは当然のように連発→しかしここで麻痺効果でラランテスの動きがよく止まるようになる→最後はのしかかり連発。頼りになるのはやっぱりカビゴンのタフさだが、結局3試練ともかなり苦労してしまった。