DQ8・その20

奈落の祭壇の猛攻に耐えられなくなったため、遂にヤンガスがスタメン落ち、代わってゲルダが一軍昇格。扇スキルMAXで覚える全体攻撃「アゲハ乱舞」は少ない時は80、多い時だと150以上とムラがあるものの消費MP5という低コストもありかなり使える特技、お陰で戦闘が一気に楽になった。一番きついのは寧ろ毒の沼エリアで、通常の毒沼の5倍のダメージを受ける上に沼内にお宝が広範囲に散らばっているため、まめに回復することが重要。トラマナなんてものはない。
最深部では新ボスのジャハガロスが眠っている。近寄ると覚醒し戦闘に入るが、あまり大したことも無くあっという間に終了…ではなく、これで終わるはずがない。倒されたふりをするという中々の芸達者ぶりを見せつけたジャハガロス、この後本気を出した第二形態に突入するが、ここですっかり地味な色合いになったマルチェロ登場、戦闘に加わる。8でのNPC込みの戦闘は、殆ど意味が無いチャゴスを除くと非常に少ない。敵だった頃と同じメラゾーマかまいたちグランドクロスで攻めてくれ、当たり前だがザラキなんていうクリフトの真似事はしない。
相手はこの時点では結構強力な岩石落としを多用、更に100%麻痺の追加効果があるパワーこぶしなる新技をするようになり、勿論通常攻撃も痛い。マルチェロは不死身なので単体攻撃が当たるとラッキーだが、そう思う時に限って全くターゲットにされない。第一形態比で体力も大幅に上がっているので長期戦必至だが、やっとこさ倒しても手に入るのは9から逆輸入の「げんませき」、そして兄弟愛を見せつけられるだけ。第一・第二形態ともに討伐モンスターに載るので、収穫といえばそれくらい。げんませきは9ではレアアイテムの錬金にかなり必要になったが、リメイク8でのレシピは爪2種類のみ。



ここで、全くといっていいほどやる気が無かったカジノに挑戦してみることにした。というのも、景品のはぐれメタル鎧が耐性的に今後必須になってくるのと、スパンコールドレスは錬金素材として必要、はやぶさの剣も今回はカジノでしか手に入らない、ついでにグリンガムのムチはほぼ持ってて当たり前感が根強い。はぐれメタル鎧はいずれメタルキング鎧にも出来るが、人数分揃えようと思うなら人数分のオリハルコンが必要なので非現実的。尚スライムの冠の方は既にメタルキング相手に調達済み。
色々攻略サイトを読んでみたが、いまいちよく分からないので独学でやってみることにした。元手はイベントで稼いだ1000枚、目標はでっかく50万枚。挑む前に必ず中断セーブ、賭ける枚数が多いため1回でも失敗してスッたら即リセット。ただポケモンのようなソフトリセットは無く、一々ホームボタンを押して終了しなければいけないので時間はかかる。
先ずはビンゴ。単に賭けるだけなので分かりやすく、スロットのように台ごとのクセも無い。1回1000枚しか賭けられないので、ラストの抽選で当たれば5000枚、純利益で4000枚は入る。当たっても即中断セーブの癖を忘れず、これを2〜3万枚ほど稼ぐまで繰り返す。
ビンゴはあくまで序盤の稼ぎ手段に過ぎず、本命はルーレット。BET枚数は勿論500枚単位。当初はセンターの数字でRボタンを押して周りに自動的に賭け(8000枚)、それが当たるのを繰り返す。5万くらいになったらいよいよメインイベント、9つの数字の上と境界に500枚ずつびっしりコインで埋め、逆に倍率が低いRED・BLUEや横一列には賭けない。1回で21000枚も使うが、3分の1という高確率で5万枚ほど当たり、センターの数字が来ると一気に7万枚。感覚的に中央よりも左右のユニットの方が当たりやすい感じがする。純利益3〜5万枚ほどだが、1回外れるごとにリセットするので無駄遣いが全く無く、あれよあれよと貯まっていき大体2〜3時間前後で50万枚達成。これまでのシリーズでここまでコインを稼いだことは一度も無かったのであまり実感が湧かないが、このやり方と相応のコインストックを確立しておけば、グリンガム以外はすぐに交換出来るほどのコインが1回で稼げる。景品には他にも、主人公の着せ替え対象品で新アイテムのゴシックミトラにおなじみの聖者の灰もあるが、灰はクリア後にたった300Gで買えるので、5000枚とはいえここでの交換はよく考えたいところ。