撮影写真より


エスト神姫赤穂営業所のバス。神姫バスの地域分社で、長らく赤穂だけだったが近年相生と山崎も移管されエリアが広まった。
この赤穂エリアは相生・山崎と違い、ICカードのNicopaは一切利用出来ず、他のエリアへ向かう路線とは上郡駅で繋がっているものの、他エリア方面・赤穂方面とも一日1〜2便しか無く、近場の相生方面への路線も無いため、事実上飛び地的なエリアとなっている。カードが使えないことや神姫バスの中でも最も西の端なので旧態依然な離れ小島感が強いが、圏域バスとして越県路線を持っているため、県内ではなく岡山方面へバス路線が繋がっているという特徴も持つ。これらの特徴は、同時期に分社された神姫グリーンバス粟賀営業所とも似ている(Nicopa非導入・グループエリア北端・飛び地・生野駅全但バス和田山方面の路線あり)。
路線の便数も少なく、赤穂駅発の場合かんぽの宿行きが何とか30分間隔(経由地違いを全て合計した場合。それぞれ1路線とカウントした場合は更に減る)だが、残りはかなり衰退していて一日5便以下、上述の上郡行きのように1便だけという路線も珍しくない。特に土日はかんぽの宿行き以外は全て足しても完全に片手で数えられるほどの少なさ。