ORAS・その4

110番道路。いくつか分かれ道があるものの、サイクリングロードはまだ自転車を持っていないので通行不可、103番道路方面は海を渡れないので通行不可、ということでサイクリングロードの高架下を通る道1本しか通れる所が無かった。その前に分岐点にあるカラクリ屋敷を訪問、一通りクリアしてみたら中に入れなくなった。もし内部のアイテムを取り逃したらもう手に入らないのだろうか。
110番道路高架下を進むと叢に紛れてライバルが待ち構えていた。近づくと戦闘、倒すとここでダウジングマシン登場。今回は何を思ったか頭に装着する変なパターン、しかも微妙に使いにくい。使用中は忍び足も出来ずスライドすると普通の速度で歩く。
このタイミングで、一度引き返し今まで行った町に落ちているアイテムがあるかチェックしてみた。一部を除き落ちているアイテムは何の目印も無いところに無造作にあるだけなので、ダウジングマシンが無いとまず見つけられないが、序盤の町・道路では例え発見しづらい場所にあっても、落ちているのはモンスターボールやきずぐすりなど序盤にしか使わないアイテムなので、今のうちに拾って今のうちに使った方が得。特に海岸で唐突にハートのウロコなどのアイテムが落ちていることが多かった。ウロコは今回も釣ったラブカスから盗むか捕まえるかしないと手に入らないので、持っておいて損はない。



高架下を抜けて最大の都市・キンセツシティに到着。道路が四方から繋がり町自体も田の字型をしており、さながらXYのミアレシティを彷彿とさせる。実際ミアレとは友好都市で、中心にはミアレのプリズムタワーに似た友好記念碑・角柱の塔がある。近くにはBWの大都市であるヒウンシティ出身者もいる。各施設は全て屋内に入居しており、オリジナル版の面影は殆ど無い。
内部にはテレビ局・自転車屋のオリジナル版からの既存施設の他、ミアレにあったようなカフェ、なつき度上げマッサージ・三神のフォルムチェンジ・教え技・バトル検定といったおなじみの施設、リボン屋にポケマイル交換所、更にXYで初登場したバトルのレストラン=バトルフードコートやさかさバトルの施設まである。反面、ゲームコーナーは閉店ということで潰れていたがこれには理由があり、ゲームコーナーを入れてしまうと主にヨーロッパでレーティングが上がってしまうための措置。現にポケモン本編のゲームコーナーはダイパ以降は欧版を除くプラチナとHGSSにあるのみ、他は全てカットされている。代わりに、かつてここで景品となっていた御三家のドールは、店の前に寂しく佇んでいる元店主から貰える。


町に初めて入った時と、その後のキンセツジムの前にはあのミツル君と叔父がいる。ジムに入るには彼と戦わなければならないが、彼の自信ありげな言葉を聞いているとこのまま倒すのがあまりに不憫で可哀相になってくる。彼の手持ちは未だラルトスのみ、元々全体的にもかなり弱い方の種類であり、且つトウカからここまで既に野生・トレーナー共色々な種類が出てきているにも関わらず、それらにめげずに二人三脚で頑張ってきたというのは相当な根性がある。そもそも「いわくだき」も「なみのり」も無いのにここまでどうやってたどり着いたのかが謎だが。ミツル君が去ると叔父からその秘伝マシン「いわくだき」が貰えるが、例によって解禁はこのジムのクリア後。



このままジムを無視して他の道路からよその町に行けるか辿ってみた。東の118番道路はすぐ海なので進めない、北の111番道路はカチヌキファミリーの家で4連戦が出来るものの、その先は岩で塞がれている。西の117番道路は通行出来、ミツル君が元々いた従兄弟の家*1があるシダケタウンにも入れるが、その先のトンネルはやはり「いわくだき」が必要、結局ジムをクリアしない限り先に進めない。117番道路には育て屋があるが、キンセツシティの大型化・エリア分割化でオリジナル版では118番道路までシームレスだった長い道は分断され、大幅に短くなってしまった。

*1:看板は「ミチルの家」と書かれており、従兄弟についての説明がここまで殆ど無いため実家と勘違いされ誤植と思われやすい