撮影写真より


JR東海バスエアロキング。00年代前半に大量導入され、青春ドリーム各種と金沢・千葉方面以外の夜行路線全ての他、昼の路線も東名ハイウェイバス中央ライナーで使われる、同社の主力車両。
ところで、中扉にしめきりと書いてあるにも関わらず堂々と開けて客を出入りさせているのはこれいかに。というのも、これは東名ハイウェイバス中央ライナーの途中停留所に於いて、中扉ではなく前扉から客を出入りさせていることによる表記。このため前扉には出入口と書いてあるものの、名古屋駅・東京駅・新宿駅で乗降する場合と夜行路線の全停留所は逆に中扉から乗降し、前扉は乗務員専用となる。
尚、この2路線を共同運行しているJRバス関東は中扉も出入口表記となっており、逆に最初から前扉で客扱いをする路線が存在しない西日本JRバスは前扉がしめきりとなっている。



僅かな期間だけ生産されていた最終型エアロキング(BKG-MU66JS)。JR東海バスでは全車スーパーシートを装備して導入された。在来車でも改造されてスーパーシートを取り付けた車両が存在するが、いずれもBピラー横のスーパーシートマークと「AERO KING」ロゴで外観からでも見分けられる。そしてこの車もやっぱり前扉に出入口・中扉にしめきり表示がある。