XY・その4

8番道路に進むと恒例のダウジングマシンが貰えた。前作のダウジングは下画面で落とし物がある場所を誘導してくれたが、今作は本当に棒を持ってのダウジング。どこに落ちているか細かい場所は教えてくれず、手探りでマシンが反応する場所を探すしかないのでかなり面倒臭くなった。その割に結構色んな所に色んな物が落ちており、ふしぎなアメのような非売品からハイパーボールなどこの段階ではまだ店売りされていないアイテムもあるので使わなければ損。
次のショウヨウシティはジムをクリアしなくても先に進めるようだが、クリアしないと秘伝マシンの「かいりき」の使用が解禁されないため、渋々クリアに取りかかる。といってもここは岩タイプのジムなので、岩に強い水と草がいる今のパーティでは余裕。何故かリーダーの元へ向かうのにロッククライミングが要求されるが、主人公はまるでアクションゲームの主人公かのように、そのままの装備でいきなり易々とその岩の壁を登っていく。何かゲームが違うような気もするが。



意気揚々と先に進むと、突然現れた鳥人ルチャブルに全滅しかける。捕まえようとしたが異常に強く、中々捕獲に成功しない間に手持ちの体力がみるみる削られていく。ギリギリのところでようやく捕まえ、これは今後主力候補になるだろうかと思ったが、既に格闘は今後ブリガロンバシャーモと2体もいるので断念。しかも強いと思ったのだが種族値は意外と低く、どれも100に届かない上に進化もしないのでずっとこのまま。進化なしの場合大抵はステータスの1つは種族値100を超えるはずなのだが…。
更に次の「映し身の洞窟」でも、弱点を突いているにも関わらず手持ちの死者が相次いだ。原因は恐らくタイプ一致技の決定的な弱さ。もうレベル30近くになるにも関わらず、未だに「ひのこ」やら「ねんりき」やらをほぼ同じレベル相手に使っていては、例え効果抜群でも仕留めきれずその隙を突かれて死亡。最終的には力押しで突破したが、技もそうだがもうそろそろ停滞気味だったレベルを上げて進化させた方が良いのかもしれない。
同じく映し身の洞窟では野生であのソーナンスが登場。見るだけならユニークな存在だが、個人的に一番敵対したくないほど嫌いな相手。特性「かげふみ」で一切逃げられない上に、タフな体力のおかげで簡単には倒れない。中途半端なダメージを与えてしまうと、「カウンター」「ミラーコート」で文字通りの倍返しが待っている。ようやく倒せたとしても、もしその前に「みちづれ」を使われていると怨念が取り憑いてこちらも即死、と物凄く戦いにくく存在自体が恐怖。アニメでのおちゃらけた姿しか知らないような人にはこの恐ろしさは伝わらないだろう。



洞窟を抜けるとシャラシティ、ここで初めてメガシンカについての説明が聞ける…が、だいぶ大ざっぱなのでやっぱりよく分からない。先に進むには例によってジムを突破しなければならないが、ここのタイプは格闘。ということで、すっかり主力となったキルリア改めサーナイトにお願いし、たった1人で全てのトレーナーの手持ちとリーダーを蹴散らすことに成功。なんだかんだで毎作使っているが、相変わらず強い。但し今回はフェアリー追加で相性が少し変わっており、以前は天敵だった悪相手の攻撃は等倍になり、逆にお得意様だった毒相手の攻撃は抜群になる。
そんなサーナイトキルリア時代からポケパルレで愛でまくったおかげで今は結構仲良し。仲良し度を上げると獲得経験値が増えたりするので全く損は無い。キルリアのリアクションはかわいげがあって中々良かったが、クールなこちらのリアクションも嫌いではない。更に仲良し度を上げるためにはサーナイトとの顔芸ごっこをしなければならないが、これが中々認識せずかなりハード。キスは何とかキスの口から舌を出すことで認識しやすくなるというコツを掴んだが、首を傾けるネタはさっぱりだめ。最も難度が高い「ばくはつスマイル」は色んな顔をやってみるが大概何も起こらず、軽い恥とサーナイトのしょんぼり顔だけが残る。サーナイトばくはつスマイルはかなり可愛いのだが…。