童貞はコンドームメーカーには就職できない

祇園祭の山鉾は、数日かけて鉾立てされ観光客も混じって試し曳きまでさせる割に、巡行を終えそれぞれの鉾町に戻ってくると、休む間もなく即解体が始まりあっという間にばらされてしまう。
そもそも山鉾巡行というのは、街中にちらばる厄を集めて回るという意味があり、戻ってきた山鉾にはかき集めた厄で充満している。このため厄払いを兼ねて到着早々に解体し来年に備える。小さな山だと同日中には全て片付けられいつもの風景が戻る。