撮影写真より


名鉄バスエアロミディ、その中でも全長が長い所謂モヤシサイズ。名鉄バスでは子会社・名鉄バス東部と共に導入、名鉄バス導入分は2年に分かれたが全て岡崎営業所に集中配備された。が、最初の導入分は今年の3月で早くも全車廃車になってしまった。まだ導入から10年も経っていない時点での廃車、それも他の同型車もまとめて手放すのは今時異例。名鉄バスでは少し前に日野のモヤシも早期に廃車にし、塗装すら変えないまま同じ名鉄グループ大井川鐵道に投げやった。山間路線である大井川でモヤシは使い物にならないと思うのだが。
どうやら名鉄バスにとってモヤシは相当使いにくい車のようだ。実際、安いだけで乗り心地も整備性もかなり悪い車なので早めに見切られても当然。



翌年に入れた車両、こちらは型式が変わっているため一部の仕様が変更されている。前年よりかなり減らし2台のみの導入となった。この車も近いうちに廃車される可能性がある。