撮影写真より


大阪市営のエルガ。今でこそエルガなんて腐るほどいるが、この車は01年に2台だけ導入されたレア物で、エルガの中でもこの2台だけがデッドスペースの大きいエンジン縦置き仕様、いわゆるType-B。00年代前半の大阪市営は赤バスと中型車しか入れなかったため、撮影した04年初頭の段階でも大型車はこの車が最新鋭で、排ガス規制記号KL-代の車両も当時この2台しかいなかった。大型車の新車導入再開はここからまだ1年以上も待たなければならない。
製造から12年が経過したため、あと1〜2ヶ月の間に赤バスと共に廃車される可能性がかなり高い。現在は住之江営業所で最後の活躍を続けている。