セミは犬猫の餌になる

ファイヤーという伝説のポケモンがいる。一応伝説だが、初代の赤緑では他のポケモンだと大体レベル1で覚える技「にらみつける」を仲間になった次のレベル(51)で習得するため散々ネタにされ馬鹿にされて続けてきた。他にも大した技を覚えず、対になる存在であるフリーザー・サンダーとの落差が大きいのも「にらみつける」の存在感を際立たせる。
現行の仕様となった第三世代(RSE)以降はさすがに改良され覚える技は一新されたが、現在BW2のワールドトーナメント向けに配信されている「でんせつのローテーションバトル」に登場するファイヤーは、もう覚えないはずの「にらみつける」を十数年ぶりに使ってくる。初代からのコアユーザー向けのファンサービスだろうか。