撮影写真より


富山大学西行にあった富山地鉄バスの路線図。平成12年3月19日とあるので10年以上前のもの。運賃も書かれているが、かなり消えかかっている。花の木〜太閤山〜小杉駅南口方面の路線はのちに減便され、現在は小杉発が平日夕方に片道1便運行されるだけで、西行は既に廃止済み。中老田口〜ファミリーパーク間も既に無く、花の木・太閤山周辺共々、呉羽コミュニティバス射水市コミュニティバスに代替。他にも医薬大(現・富山大学付属病院)など名前が変わっているバス停も多い。
文字通り学生など比較的利用者が多いバス停のはずなのだが、にも関わらず路線図は10年以上放置したまま。こういう例は意外と少なくなく、全国的に似たような箇所が色々ある。恐らくコスト削減のためであろう。案内としては不適切だが、趣味的な見方をすれば昔の路線が垣間見えて面白い(その上、特に地方など資料の少ない事業者は昔の路線を知ることができる貴重な資料ともなり得る)。