撮影写真より


近代建築シリーズ「THE FUJIYA GOHONJIN」。長野市善光寺のすぐ門前にある。漢字で書くと「藤屋御本陣」となり、その名の通り江戸時代以来善光寺に参拝する大名の本陣だったという歴史をもつ。現在の建物は大正14(1925)年築で、藤屋旅館として長く使われていたが、数年前に旅館としての営業は止め、現在は高級イタリアンレストラン兼結婚式場に転身した。どう見ても洋館だが実は木造であり、外観は全てコンクリートに見立てたタイルを貼ってある。一説には善光寺の宮大工が手がけたという。
夜は昼とはまた違い、柱が下から照らされる照明がおしゃれ。中央上部のステンドグラスも映える。こんなところでディナーをとってみたいものだが、ディナーコースは5000円と7500円と中々お高い。