山形

山形のうち、山形市とその南北に隣接している天童市上山市。この村山地方の路線バスは山交バスがほぼ独占して運行しており、また地方事業者としては珍しく1日乗車券があるので、これで楽に巡ることができる。尤も、地方故に土日は大幅に便数が減る。

山交バスは全国的にも珍しく大型9m級の車種が4メーカーとも揃っている。KK-代以降は中型車にシフトしたため、普通の大型車共々パッタリと導入が途切れてしまう。




PKG-代になって大型車の導入が再開。大都市でおなじみのエルガ/ブルーリボンIIノンステップがこちらでも運行中。




まだまだ少なからず在籍している旧塗装。新旧塗装ともKC-代までは車内の次停留所案内機や運賃表示機がなく、運転席後ろに三角運賃表があるだけ(このため乗務員用の運賃表スタフが別にある)。田舎の町営バスならまだしも、中心部のバスでこれは非常に分かりにくい。




特殊塗装車・メダカ号。これに限らず、山交バスは普通のラッピングバスもフロントまで加工されている。




高速バス用のエアロエース…ではなく、UDのマークがある通りスペースアローA。でも結局違いは前後やハンドルのマークだけで、ホイールのハブですらしっかりスリーダイヤが入ってる。




バスの地図に描いてある通り、山形県のうち日本海に面する庄内地方のバス会社である庄内交通。山形方面への高速バスには珍しい三菱+富士重工7HDの組み合わせが頻繁にやって来る。何気にこの庄内ナンバーも希少で、ご当地ナンバーを除いた本州のナンバープレートでは飛騨ナンバーと並び登録台数が最低クラス。