撮影写真より

京都市バスの今年の新車は2年連続でブルーリボンシティハイブリッド。そこで同じ日野の元祖ハイブリッドバス「HIMR」を取り上げてみる。
市バスには試作車込みで6台を導入。試作車(ナンバー5526)はかなり前に消え去ったが、正規発売後に導入した5台は今も在籍。

梅津営業所には6423・6424・6425の3台が在籍。全車京阪バス委託車両のため、同社委託路線が集まる山越中町で操車する路線で使われ、大半は11系統か93系統、たまに10・59系統で運用。写真のような12系統で使われる場面はかなり稀。
ドア側のミラーがステーごと換装され、サイドアンダーミラーが付けられているのが特徴。「京都市交通局」の文字を中央に入れたため、「HinoBody」エンブレムがわざわざ後ろの方に付いている。



西賀茂営業所には6421・6422の2台が在籍。以前は運用の制限なく色んな系統に入っていたが、多区間車に改造した上で京都バスの委託車両となったため、現在は岩倉発着の5・31・65系統専属、特に5系統での出現率が高い。
こちらのミラーは新製当時のまま。雪に埋まっているが、この6421だけフロントのナンバープレートにメッキのフレームが付いている。市バスでもナンバーフレームが付いているのはこの車だけだが、理由は不明。