撮影写真より


名古屋駅名古屋ターミナルビル。これまでも散々利用してきたが、いよいよあと1ヶ月でバスターミナルとしての業務も終了、解体に入る。この夏から秋にかけて、松坂屋・アソシアホテルを始めテナントが順次撤退、既にバスターミナルの区画以外は全て閉鎖されており、半分廃墟のような状態。

市バスのターミナルはL字型になっており、対面する形で2つの乗り場に分かれていた。このグリーンホームは東方面の路線の乗り場。

レモンホームは西方面。この2つの乗り場は直接行き来出来ず、1階を通るか大回りしないと移動できないのが難点だった。解体中は現在も使用している名古屋駅(南)バス停など全乗り場が周辺路上に移転し、ますます移動しにくく分かりにくくなる。

1階はJRバス乗り場。頭から突っ込み、出発時はバックで出る頭端式ホーム。交差点からここまでの途中にある1番乗り場を含め全9ホーム用意されていたが、現在使用しているのは7番乗り場(内3つは降り場専用)までで、元々瀬戸方面の路線バス乗り場だった、端にある8番・9番は8番が夜行の岡山行きで使われる程度だった。
移転後は一気に場所が変わり、現在は自家用車とタクシー用となっている太閤通口に変更。バスターミナルの形状も屋内の頭端式から屋外の一般的なロータリーに変わる。


ターミナルビルの跡地には、例によって46階建て高層ビルを建設。これでも不景気により減築した後の数字で、当初はもう10階分高かった。新核テナントは隣の高島屋の増床分とヨドバシカメラだが、特にヨドバシカメラについては南にある名鉄百貨店ヤング館がヤマダ電機に鞍替えすることが発表されたので、開業後は太閤通口のビックカメラ・駅東のエイデンも巻き込んだ、凄まじい規模の家電一大激戦区になる。