QMA8ロケテスト

本日より京都のラウンドワン河原町店でもロケテスト開始。先ずはビジュアル面から見ていく。
いつものように、元々稼働している12台のうち4台をQMA8仕様に改造。専用のセンターモニターで宣伝しており、例によってキャラが時々現れここでしか聞けない専用の台詞を喋っているが、音を切ってあるのか何も聞こえない。勿論写真撮影などの収録行為は一切禁止で、そのセンターモニターの上の防犯カメラで本社から随時監視。台の後ろにはロケテストノートが2冊用意されており、片方は普通だがもう片方は六本木でしか手に入らないQMA7仕様のボールペンに、1ページ目にやたらとハイクオリティなミューのイラストが。
元々設置されていたe-AMUSEMENT PASSのカードリーダーの部分には、非接触式に移行するためタッチ仕様に改造されていた。だがこのリーダー、随分と出っ張っているため見栄えが悪い&ちょっと邪魔。年々派手になっていく台の装飾も、看板部分と左右の飾り帯以外は7からの使い回しで見慣れた層へは新しさが伝わりにくい。
午前中に向かったら4台が埋まるか埋まらないか、という微妙な客入り。早速始めてみようとするが、PASSが非接触式になったため、Suicaのように最初にリーダーにタッチ1秒するだけで簡単に始めることが出来、終了時はコンティニューを「いいえ」にするだけで退席できる*1という手軽さを身につけた。料金200円の支払い後、いきなりキャラ選択と名前入力*2から始まる。東京と同様7でのリストラキャラのうち3人は製作中扱いで選択不可だが、この3人が残ったのはたまたまではなく何か理由がありそうな感じがする。それはひとまず置いておき、決定後は最初のメニュー、そこから全国トーナメントを選ばされる。というのもロケテスト実施店3店のうちこの京都のみがPASELI非対応で、協力プレーは一切利用できず差別も甚だしいが、その代わり順番待ちの回転率が良いためマイナスばかりでもない。このメニュー画面も予習選択画面も7とほぼ同じで殆ど新作という感じがしない。又、結果発表画面が予選2位以下では2ページだけとコンパクトになったが、その画面を使い回した予選前半の結果発表画面がやたらスカスカで空しい。そんな予選では今回から追加された新形式、早い者勝ちクイズを体験。またまたAnAnからパクってきた+問題自体は多答の流用、と金をかけていない感じが漂い、また全員が正解できない問題が存在する可能性もあり、そうであればますますAnAnと似てくるのである。AnAnはその仕組みが自分には全く向いていないので全く手をつけていないが、これがQMAに入ってくるとなると今後対策が必要になってくる。
キャラの選択では、自分はルキアを選択。何せリストラ前はサブカも作らず何年も使い続けたため、これを選ばない理由はない。解答中の立ち絵・モーションこそ使い回しだが、QMA5以来の表示のため実に懐かしく感じる。本稼働の際も恐らく立ち絵はこのまま使い回されるだろう、何せ先代の絵はQMA2〜4まで3作流用され続けたため、これもまたごく一部だけ使われた6を除き5・7・8と3作使い続けてもおかしくない。尚、当然ながら立ち絵以外の声・SDキャラは全て今回のために新製されたものである。
とにかくリストラキャラの復活とそれを賞賛する声ばかりが目立つが、そもそも何故わざわざキャラを消したのか、そして何故今回の復活に至ったのか、そのあたりの説明責任を果たしてもらいたいところ。どうせ来年のAOUや雑誌等のインタビューでもその部分は今年のようにさらっと流して終わらせようと企てているだろうが、それではユーザーは納得しない。7でインカムも稼働店も減ったのは不景気というのもあるかもしれないが、少なくとも大部分はキャラを削った開発側に責任がある。いつまでもこんな適当ばかりしているから「終わコン」のレッテルを貼られる。そろそろこの体制からけじめをつけてもらいたい。

*1:ロケテストは1回で強制終了のため、実質的に途中敗退か決勝終了の時点で退席可能

*2:7のデータがある場合でも7でのCNは最初から入力されておらず無記入状態。キャラ選択は確認画面があるのにこちらは確認画面なし