BW・その7

いよいよ覚悟を決めて四天王に突入。例え弱点を突いているタイプでもレベル差がほぼないので全く気が抜けない。今回はそれぞれの部屋の派手さがよりパワーアップ、そして4人とも戦闘後に随分堅い台詞を聞かされる。
先ずは格闘。シンボラーのサイキネで余裕…と思ったら、どれもあと少しで倒せない。その隙を突いてストーンエッジいわなだれが襲ってくる。何とかギリギリだったが、次の悪はナゲキで安定。ゴーストは他のタイプの弱点を突いて撃破できたが、エスパーはバオッキーかみくだくしかなく、素早いのもあってかなり苦戦。
これをクリアするとラストダンジョン・Nの城。イベント後に途中で戻れたりアイテムが落ちてたりと、またまたゆとり仕様を見せられるが、のちにこの仕様に救われることになる。最上階でゼクロムを強制的に捕まえなければならないが、厳選がどうも一番最初の御三家を遙かに上回るほど猛烈に面倒らしいので厳選は断念、普通に1回目で捕まえる。「ンバーニンガガ!!」「ババリバリッシュ!!」には笑わされたが、そんな余裕ができるのもここまでだった。
そしてここからのN+ゲーチス2連戦が本当の地獄の始まり。全員恐ろしく能力が高く、また敵の手持ちの殆どが初めて見る種類でその姿にも圧倒される。当然ながら弱点を突いても酷いときは半分しか減らせず、特にゲーチス戦は手持ちに弱点となるタイプの技が全くない種類がいくつかあり、クリア前シナリオでは最強のサザンドラもあり、今までになかったくらいげんきのかたまりが飛ぶように消えていく。最終的にはクリティカルや追加効果の状態異常などの運に救われ勝つことができ、ようやくクリア。いつもなら殿堂入りがどうたらとなるが、今回はここで突如スタッフロール。ここまでのパーティ平均レベルは54、所要時間はすれちがいもあり60時間もかかった。所持金は稼ぎまくったおかげで100万円を超えていた。もはやおこづかいの範疇ではない。
クリア後はもはやゆとり要素などなく、ザコもトレーナーの手持ちも一気にレベル60以上という一転した鬼畜ぶりを見せつけられる。だがここからは過去の種類も出てくるので、逆に一気に戦いやすくやった。ワンダーブリッジの上でえらく懐かしいコイキングのオヤジがいたので、折角なので買った。「500円も出して買った」というテロップが涙を誘う。
ただでさえ強い野生ポケの中でも、さきほどの四天王やラストバトルでも気になっていた「キリキザン」を必死になって捕まえる。どっからどう見てもとてもポケモンに見えず、寧ろホモビデオの「超人サイバーZ2号」にしか見えない。向こうは悪の戦士だが、こちらも丁度上手い具合に悪タイプが入っている。試しにミュージカルに出演させたら猛烈にシュールだった。