撮影写真より

いつも車両の写真なので、たまにはバス停の写真。

滋賀県湖南市国道1号線沿いにある「国道三雲」西行きバス停。かつてここから草津・大津・京都方面への路線があり、ブロック造りの待合所も残っているが、路線は全て廃止され、今や1日1回コミバスの出入庫便の降り場として使われているだけ。
この国鉄バスが建てた大型バス停標柱が今も1号線沿いに多く残っているが、その最東端がここ(最西端は大津駅付近)。湖南市内のバスがコミバス化でこのタイプのバス停が撤去される中、ここだけが何故か残された。「次は田川橋」と書かれているが、その田川橋バス停はとうの昔に撤去され、標柱の脚の跡と車道が膨らんだバスベイだけが残っている。

国道22号線(名岐バイパス)沿いの名鉄バス名神一宮バス停。見た目は普通のバス停と同じだが、ここからは福井・金沢行きの高速バスしか停まらない。昔は22号線経由で名古屋〜一宮という一般路線バスもあり、恐らくここにも停車していたはずだが、標柱は当時と異なり、また名古屋高速建設などの際に道路も改良され、ここ以外でのバス停の跡など当時の痕跡は全く無くなった。

撮影当日で廃止となるJR東海バス瀬戸追分バス停と、引き継ぎ先である名鉄バス陶生病院前バス停。袋を被った新品のバス停というのも中々見られない。

南海和歌山市駅御坊南海バス・大十オレンジバスのバス停。3年前はこのような状況だったが、今や御坊南海バスは廃止、大十オレンジバスも土日の運行は廃止された。