モーターショー・トラックショー

前回に引き続き平日のモーターショーに突撃。大幅に規模が縮んだが、結局今回も開場から閉場まで過ごせた。


開場30分前から中央ゲートに並び、開幕ダッシュでまずは試乗受付へ。この日が自動車の試乗の最終日とあってか、開場から20分でもう配車できる分のカウントが埋まり、前に20人ほどいる状態でキャンセル待ちに。結局2時間待ったあとにキャンセル分のおこぼれを頂いて参加することができた。既にこの時点で残っていたのは、10台以上も用意していたインサイトと何故か不人気なマツダの2車種だけだったので、ここはインサイトを選択。乗ってみるとさすがはハイブリッド、エンジン音がかなり小さくほぼタイヤの音しか聞こえない。加速性能は通常走行なら下の上あたりだが、スポーツ走行に切り替えると意外とよく走る。ただしこれだとアイドリングストップが働かないのが痛い。メーターの情報窓からは、燃費以外にもエコに関する様々なデータを参照できる。そして何よりもこんな高性能な車の価格を200万円以下に抑えたというのに感心した。よくもまあこの値段で作れたもの。
尚、いち早く全ての枠が埋まったのはやはりGT-RとZ、次点でレクサスRX450h。徹夜でもしない限りこれらに乗るのは無理なのだろう。全体的にも日産とスバルが人気で、参加者の半分ほどを受け付けた時点でもう全車種が埋まるほど。逆にアクセラスポーツとビアンテしかなかったマツダ、サイズのでかい三菱のデリカD:5とアウトランダーはかなり後まで残り続けた。


ここから写真。

ホンダブースの隅に置いてあった新型アクティトラック、要するに軽トラ。現行モデルは前面衝突の余裕を広げるために少しボンネットが出ているセミキャブ仕様だが、その真下に前輪があるためにかなり運転しにくかったという。次期モデルでは衝突安全性を犠牲にして、ボンネットがない元のフルキャブに戻る。

外車メーカーの出展は3社だけだが、探せば他の外車もある。こちらはカーオーディオメーカー「BEWITH」ブースのベンツ・SLRマクラーレンロードスター722S。この車専用の音響チューンが施されており、この1台だけで中古の一軒家が数軒買える。

実際に乗れる展示車の中での最高額車はやっぱりレクサスLS、しかもその中でも最高級モデルであるLS600hLを持ってきてた。後席居住性は他の乗れる展示車とは桁違い。

レガシィB4とその心臓部・285馬力を発揮する2.5l水平対向エンジン。今年のモデルチェンジで見た目・価格とも少し高級になってしまったが、いまだ人気は衰えず。

カーオブザイヤー30周年特別展示の中からS13シルビア。この色は個人的にかなり好きな色。

こんな車までいた。ディズニーリゾートとホテルを往復するリゾートクルーザー。ベース車が日野であることが確認できるのは運転席のみ。


翌日は、ビッグサイトで開催されているトラックショーへ。モーターショーに商用車がない分こちらで色々見られる訳だが、モーターショーと違い内容はほぼ業者向け。結局1時間ちょっとで飽きてしまった。

キャブのルーフを拡大して居住スペースにしてしまったセミトレーラー。MANとあるが、中身は日産ディーゼルのクオン。サイドミラーにはふそうのエアロエース/エアロクィーン、フロントの一部には同じくふそうのスーパーグレートのパーツを使用。

カーキャリア。ここではモブであるはずの積載車が無駄に豪華で、上からプリンススカイラインスポーツ・シルエットフォーミュラ・R390と日産の希少車ばかり。