QMA7ロケテスト

大方の予想通り、月末からのQMA7ロケテスト実施が発表された。現行のQMA6が相当な低人気だっただけに注目度が高く、既にかなりのブログで取り上げられている模様。同時に例の独自電子マネー「PASELI」のテストも実施。
開催場所は、昨年ならば都内と京都だったが、今回は現時点では首都圏のみで計3店舗。追加発表もあるかもしれないが、不景気だけに首都圏のみに留めることもあり得る。1回200円+撮影禁止+監視カメラ設置なのはいつものお約束。
新要素の一つが、かつての魔神戦を彷彿させる4人での協力プレーモード。An×Anとネプリーグから軽くパクったような独自システムを採用。但し、これをプレイするにはPASELIが必要で、現金でのプレイは不可。本稼働でもこの形で通す可能性あり。
このPASELIが中々の曲者。本来の用途はデータ呼び出しである、既存のe-AMUSEMENT PASSに後付けしたため、Suicaなどのように現金を機械で直接チャージできるようなことは出来ず、クレジットカードか「BitCash」という別の電子マネーを用意しなければならない。その上、クレジットカードはVISAとマスターカードだけしか対応しておらず、BitCashもコンビニで買えるものの最低額がファミリーマートの950円からと、特にBitCashをPASELIのチャージ以外に使わず、チャージしてもたまにしかプレイしないような人にとってはあまり手軽な額とはいえない。そしてPCからのチャージ作業自体も、一々会員ページにログインしなければならないのも煩わしい。携帯からでもチャージできるのが唯一の救い。
他には、6以降の迷走ぶりを示すかのように、問題形式をかつての形に再分割。但し予習と決勝のみらしく、予選等では6時代からの大まかな形式が残される。そして不評だった3Dのちびキャラも遂にモデルチェンジし、かなりソフトになった。6で消えた立ち絵が復活するかどうかは不明。


個人的には、これで6で減ったプレイ人口を取り戻すには少し材料が足りない、というか余計なものが多すぎると感じた。協力プレイをPASELI専用にするのはPRも兼ねているからだろうが、別に現金プレイでも出来なくもないだろうから、ロケテだけにしてほしいところ。本稼働でもこれだと間違いなく数ヶ月後には誰もいなくなる。一方の通常トーナメントの内容にはほとんど触れていない=形式以外はほぼ変更なし、というのも足枷になる。ここはもう少し手を加えた方がよかったのではないだろうか。