撮影写真より



名鉄バスの高速バス。どう見ても2つとも全く同じだが、上の方が元名古屋観光日急名鉄観光バスの中古車、下が名鉄バスが新車で入れた車両。
よくよく見ると違いが出てくる。一番目につくのが窓で、名鉄バスでは昼夜とも県外高速路線用のバス車両は全て固定窓だが、日急車で固定窓なのは各車一番前だけ。名鉄バス車は最後部席にゆとりを持たせているため、非常口周りでは窓配置も異なる。ナンバー横にある車間距離センサーも名鉄バス車だけで日急車にはない。車内もシートやシートカバーなどの配色が違う。
名鉄バスの車両は、中央道や近畿方面など色々な路線で使われているのに対し、日急車は同じ色ながら元々使われていた京都・神戸方面にしか入らない模様。快適性はどちらかといえば名鉄車の方が上なので、日急車が来るとハズレ。
尚、日急→名鉄観光からは2台のみ夜行用のエアロクィーン(PJ-MS86JP)も名鉄バスに移ったが、こちらもホイールナットの数(8スタッド、名鉄車は10スタッド)やリヤガラスにあるふそうのロゴ(名鉄車の同型車にはつかない)などが名鉄バス車と異なる。こちらは特に運用は限定されておらず、仙台から長崎まで日本中を走行している。