バス停の路線図シリーズ・その1。バス停に付いた路線図は、大都市圏なら時刻表と一緒に改正ごとに替えられるが、地方では時刻表は替えるくせに路線図は放置プレイという例が多い。今回は三重交通の津周辺地区の路線図。
割と色々描かれた路線図。調べてみると、少なくとも02年以前の路線図であることが分かった。当時は中勢営業所ではなく鈴鹿営業所との合併前である津営業所の頃で、管轄外の鈴鹿地域は描かれていない。
北から順に変化があった部分を見ていくと、太陽の街〜白子駅西・椋本〜関バスセンター・椋本〜安西橋・倉紡前・船頭町・阿漕駅・米津(津ボート前)・辰水は廃止、三重病院・一身田西は一つの路線となり白塚口〜椋本の路線から独立、夢が丘団地は津駅西口からとなり津駅(東口)発着は廃止、雲出〜松阪駅は分断・一部コミバス化。逆に増えた部分は少なく、三重会館から西の津なぎさまち、津新町周辺循環バス「ぐるっと・つーバス」、久居駅と雲出の間にある警察学校から西阿漕を通って津駅への路線くらい。公共交通の没落具合がよく分かる。
