住道駅で発車を待つ、今は亡き住道発梅田行きの10系統。この当時はまだ1〜2時間に1便は確保されていた。
近鉄バスはそれほど路線数が多くない割に免許維持路線が多く、今回もその一つ。
近鉄バスの阪奈生駒線は、東梅田から国道1号線・鶴見通を経由して浜南口、今月21日からは浜南口から少し南に下がったところにある稲田車庫を結ぶ路線。しかしかつては路線名の通り、生駒山を越えて奈良市内まで繋がっていた。改正のたびに生駒山上、生駒登山口、住道駅とどんどん短くなっていき、昨年の改正で遂に大阪市内で路線が完結するようになってしまった。
このうち一応現在も住道駅発着分は残されている…が、土曜夜に住道行き片道1便という立派な免許維持路線。ただでさえ乗車制度が充実している大阪市バス36系統とほぼ全線にわたって並走しているだけあって、稲田車庫発着便は昼間の乗客も少なく地味なのに、こちらはもっと地味。又、近鉄バスは免許維持路線と化した路線でも割と早く廃止＝路線免許の維持さえも放棄することが多いので、これも今回の改正では免れたものの、路線がなくなった赤井→浜南口の区間の停留所が既に撤去されていることから、いつまで持つか分からない。
| 梅田 | → | 京橋 | → | 蒲生4丁目 | → | 地下鉄今福鶴見 | → | 鶴見区役所前 | → | 浜南口 | → | 諸福 | → | 赤井 | → | JR住道 |
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