削除

なんかこないだのQMA全国大会で、ただ1回たまたま回線切れしただけで不正行為と見なされ記録を抹消されたプレイヤーがいるらしい。それがギリギリランキングに載っていたとかならまだしも、全国でもかなり上位に食い込んだランカーだったから都合が悪い。このことに対してコナミ*1に問い合わせても、ノーコメントとして一切のコメントを拒否。
当方は被害者とは一切の面識もなく、将来的にもこんなランキング上位に載るようなこともないので、ここは敢えて第三者としての意見を言わせてもらう。何故に回線切れだけで消されたのか。それが偶然か意図的かの認識違いだったのなら、何故削除を撤回しないのか。大企業たる故に一個人の意見など耳を貸さないとかいうプライドか?ただ1回の回線切れだけで削除・一切の撤回なし・情報開示請求も一切拒否と、コナミに対してはかなりの疑問点ばかりが浮かび上がる。
プレイヤー側も、何故ここまでにやり込んでしまったのか。軽い調子でランキングの端くらいに載るようなところで止めておいたら、回線落ちも回避できここまで被害額が拡大しなかったはず。せめて3分の2あたりにまで抑えておけばここまではいかなかった。しかし魔法石が一切なかった4の全国大会と違い、こちらは短時間で多くの魔法石が手に入るのでそうそうは止められなかったのだろう。こればかりは致し方ない。
プレイヤーの支援者のmixiなどでは、当該の事項に対し署名を集めていたらしい。こうも言ってしまえば酷かもしれないが、この企業体質からしてそれを送りつけられて態度を変えるということは殆ど期待できないと思う。又、被害者のデータ復旧を願う意見も多く見られたが、和解したとしても消したものが戻るはずもないのでこればかりはとても考えられない。だがこれにより個々の結束力という脅威を与えることは僅かながらでも出来るだろう。当の被害者の心境は不明だが、当件に対して全く納得いかなければ裁判所に民事訴訟を起こしてもいいくらいだとは思う。多額の費用がかかるのと、万一裁判にまで発展すれば、QMAシリーズの未来はかなり雲行きの怪しいものとなる。
これでコナミに対する風向きを変えたプレイヤーも多くいるに違いない。DS版の発売直前という段階、少なからずの不買運動、納得いかないプレイヤーの引退はもはや避けられない状況下にある。既に相当なイメージダウンも受けているはず。事件としてこれ以上の進展はあまり見込めるものではないが、しばらく様子は見ておくべきである。

*1:ゲーム・ホビー部門は正式にはコナミ傘下・コナミデジタルエンタテイメント