撮影写真より

ネタがないときは溜め続けたアーカイブの中から1枚みることにした。なんか他のバスブログと同じことやってるようにも見えるが。

東武CNGエルガ。形式こそPJ-LVとなっているが、エンジンなどはKL-LVの頃とほぼ変わらない。でも内外装は05年以降標準ノンステップバス適合車・灯火規制適合車のため、一種の過渡期の車両といえる。このモデルの登場後、それまでV型エンジンを搭載していた各社の観光バスモデルは全て直6エンジンにシフトしていき、実質的にこれがV型エンジンを搭載した最後の国産バスとなってしまった。PKG-LVの登場時にCNG仕様もディーゼル車と同じ直6エンジン搭載となり、ようやく足並みを揃えた。尚、PJ-もPKG-も日野には供給されていないため、ブルーリボンIICNGというモデルは存在しない(日野にはハイブリッド車があるため)。
形式と内外装は最新なのに中身は旧型のままというのは日産ディーゼルでも同様で、形式はRAなのに足回りの仕様はUAそのままだった。こちらは灯火規制適合車が故に西工96MCの改良後の車体+シビリアンテールというエルガ以上に変わった車だった。これらの発売していた頃のCNG車は何故かふそうが売れていたためどちらのモデルも採用例が少ない。